神戸市外国語大学 国際関係学科 二回生

吉田 望

神戸こども探険隊

神戸市外国語大学国際関係学科2回生の吉田望です。4月から始まるゼミでは、人権と支援について勉強したいと思っています。教職課程も履修していて、その授業が特に面白いです。

神戸子ども探検隊のスタッフとして活動しています。スタッフの役割には、広報・スタッフ募集・子ども管理があり、僕は子ども管理を担当しています。


子ども管理の仕事は、各スタッフが毎回の子どもの様子を記録したカルテを管理することです。カルテには、コミュニケーション力・好奇心・共感力・自主性・協調性の項目があり、子どもの細かい言動や様子を記録しています。カルテの情報を元に、子どもの成長を確認しながら、今後の活動を考えています。

今から約1年3ヶ月前、1回生の12月頃に入りました。僕より先にまなびとに入っていた友人に誘われ、まなびとの秋新歓に参加したことがきっかけです。行ってみると、他のスタッフの人柄がすごく良かったです。また、代表の中山迅一さんの「地域にいる、生きづらさを誰かと共有できずにしんどいと思っている人にスポットを当てる」という話を聞いて、いいなと感じました。

まなびとの中でも、探検隊に参加しようと思ったのは、小さい子とふれあいたいと思ったからです。自分が一人っ子なので、年下の子と関わる機会があまりなく、子どもとの関わり方を知らないことに不安を感じていました。探検隊の見学に行っていいなと思い、スタッフになりました。

子どもが多くて元気なので、毎回探検隊として活動する前は、今日は振り回されるかもしれない、と覚悟というか、自分の中のスイッチを入れる感じです。根が人見知りなので、初めて会う子どもと接する時には、少し緊張もします。でも、探検隊に参加して、世界が広がりました。


初めて活動に参加した時は、どうしたらいいか分かりませんでした。でも、子どもたちの方が、僕のところに来てくれたんです。見学として参加してみたけど、また来たいなと思いました。

子どもたちと自然に接することができるようになりました。また、まなびとの活動を通して、組織として活動する時に大切なことに、ふれられたと思います。例えば、報告・連絡・相談の大切さや、個人の能力よりも、どれだけ他のメンバーを頼れるかが、組織としてより良い活動をするためには重要だということなどです。まだ完全には、組織運営に必要な視点から活動内容や物事を考えることができるようになったわけではありませんが、今後も伸ばしていきたいと思っています。

子どもたちと同じ目線で接している人がかっこいいと思うのですが、自分はその理想の接し方ができてはいないと思うんです。でも、子どもたちは、僕をお兄ちゃんとして慕い、接してくれます。こんな自分でも、子どもたちが必要としてくれることが嬉しいです。また、兄弟がいる人にはあって、自分にはないものが満たされているような感じもします。

大きく分けて、2つあります。

1つ目は、子どもたちとの距離の取り方です。僕は、子ども・大人に関わらず、人との距離感を取ることが少し苦手なので。例えば、僕はよく探検隊の活動の中で、エネルギーが有り余っていて、はしゃぐのが大好きな子どもたちと戦いごっこをしています。慕ってくれるのが嬉しいので、一緒に遊んでいますが、他の子を見られなくなったり、普段の距離が近すぎると、注意した時に聞いてくれなくなったりします。遊ぶ時は遊ぶけれど、子どもたちとの間に「ここまで」というラインを引き、メリハリをつけたいです。

2つ目は、探検隊を運営していく立場としての難しさです。探検隊としての課題、目的、目標を一貫して持ち続けながら活動することが、難しいと思っています。子どもの成長を支える活動には、これといった答えはないですし、探検隊には、子供と接するプロもいません。だから、皆が手探りの中で、頑張っています。

子どもたちが嬉しそうに話をしているのを聞いたり、楽しそうに遊んでいるところを見たりする時です。それから、子どもたちの成長に合うように考えた遊びの内容を、子どもたちが喜んでくれて、一緒に遊んでいる時も、とても楽しいです。

いつも活動している場所が、北野福祉センターの和室なので、子供達がもっと色々な経験をできるといいなと思っています。ちょっとした遠足とか、社会見学のようなことができたらいいなと考えています。

探検隊は、かわいくて元気な子どもたちと楽しく関わりながら、自分自身の人との関わり方についても真剣に考えられる場所です!