理事長のあいさつ

 

理事長のあいさつ

まなびと代表挨拶「学びを通じて多くの人がつながる社会を作りたい。」

それが私の第一の思いです。

例えば、学校の勉強についていけていない中学生。
彼は笑うと本当に素敵な笑顔で、大好きな漫画のキャラクターのことだったらどれだけでも話せる。
彼が憧れるのは傷ついた仲間を治すことのできるお医者さん。すごく心の優しい子。

 

そんな彼が共働きの両親の帰りを家で一人で待つ間、彼の拠り所となるのはその漫画とゲームだけ。
宿題をしようと思うと、一人ぼっちの静かな部屋が寂しくなるのでなかなか手がつかない。
小学生のうちは毎日漫画を読んでゲームをして、学校に行けば友達と楽しんで遊べていたけれど、
中学生になって勉強が難しくなったので授業がつまらなくなってきた。
周りの友達は放課後、塾に行っているらしい。

まなびととして将来の夢は?と聞かれて、「お医者さん」と答えていたけれど、学校の勉強についていけていない自分が、誰かの役に立てるという自信はない。最近は「わからない」と答えることが多くなった。

今の彼に必要なものは何でしょうか。
学校の勉強を教えてくれて成績を上げてくれる先生、
彼が勉強している間隣で寄り添ってくれる誰か、
自分が今やっていることが自分の将来につながる希望、
あるいは現状を打開してくれる新しい価値観。
とにかく何でもいいから何かが欲しい。
それが人として当然の気持ちです。

 

 

人が学びたいと思うのは、きっと自分の中の「足りない何か」があるからです。
人が学ぶことを楽しいと思うのは、さっきまでの自分にはなかった「何か」を手に入れるからです。

知識を入れることは本を読めばできます。
インターネットで様々な情報を手に入れられる今、調べればわかることは沢山あります。
でも、だからこそ「調べてもわからないこと」を知ることが難しくなった世の中になりました。

自学共進学びは生きるために必要なことです。
ほとんどの人はつながりの中で生きています。
ならばつながりの中でしか、
生きるために必要な学びは、
生まれないのではないのでしょうか。

まなびとは、学びを求める全ての人を応援します。

 

 

理事長プロフィール

中山 迅一 (なかやま ときかず)

1984年(昭和59年)兵庫県神戸市生まれ
神戸市西区月が丘小学校卒業後、私立甲陽学院中学・高等学校へ進学。
高校卒業後は1年の浪人生活を経て、京都大学文学部へ進学。
7年の在籍期間を経て、佛教大学教育学部へ編入。
佛教大学在籍中に神戸大学を拠点とするNGO、PEPUPの活動に参加し、
社会的活動の意義を学び、自ら活動していくことを決意。
より良い社会のためのより良い活動、より良い生き方を学び続けること、
その為の自分の学びの場を作ることが第一歩だと考え、
「まなびと」を立ち上げた。